30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

爆弾を投じ犠牲をはらい大人になる

ふと物思いに耽る時、理由のない不安と悲壮感に襲われるのは、自分が生きるって誰かの犠牲の上で成り立っているからだって、思い知るからだよね。こんなに辛い思いをして、だけど報われない、なんでこんなことをしてるんだって、そんなのは自分の思い上がりなんだよね。ぶつけどころのない恐怖とか不満とかを、知らず知らずもしくは意図的に、人やものにぶつけながら、平静を装って生きてる。そうしないと生きられない。それが人間。盗みや嘘、恩知らずな言動、利己的で粗悪な考え、邪な欲。信じたくないけれど、そんな爆弾を抱えながら生きてる。苦しくて切なくてどうしようもなくなって死んでいく。誰かに何かに救われて自分が生きていること。それを知って自分を許して戒めて認めていくことが、大人になるってことだ。