30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

パラレルワールド

同じものを見ても自分と他者では見える角度も感じ方も違う、という当たり前を痛感する日々。相手の反応に一喜一憂してしまうのは、心のどこかで自分の思いが最適解だと信じたい気持ちの現れだろう。その思いを裏切られたと勝手に解釈して感情が揺さぶられる。本当の意味で相手の立場で物事を考えることは、自分の思いを一旦しまいこみ考える作業であり、心底骨が折れる。そんな苦労も何かの役に立つとか、はっきりとした成果を持つものであるならば折り合いはつきやすが、現実にはそう易々とはいかない。一人一人の目論見のごく僅かな差異が徐々に大きな摩擦となり、それが破綻へとつながることも多いだろう。その緩衝となるのが、今の自分に課せられた役割。自分の思い、感情、プライドを一旦鎮め受け止める、という内的エネルギー消耗との闘い。表面化、言語化しづらい、可視化できないストレスは、何にも形容し難く、心にべっとりまとわりついてくる。寂しさや孤独を忘れさせるほどのインパクトを兼ね備えつつ、日常にしっかりはびこりじりじりと思考を侵食していく。この気持ち、他者と分かり合えたら少しは楽になるとは思うが、それもまた、他者への一方的な期待になりかね無いから注意。もういっそのこと、自分を含めた皆んなが宇宙人で色々な世界線から、たまたま一堂に会したと思えば腑に落ちることって、結構ある。