30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

トキメキ

明日、一ヶ月後、一年後、十年後…。未来を考える時、いつも憂鬱になる。宇宙を彷徨い、途方も無さに困惑し、落胆する、そんな感覚。しかし、そんな感覚を持っているからこそ、感情の豊かさと人間的なか弱さを持つ事が出来るのだと。常に心の内に暗闇を持ち合わせている事が、トキメキを感じて生きる事へ繋がっているのだ。

余裕がなくなっている時

➀体調不良の時

➁眠れなかった時

➂想定外の出来事が起きた時

➃孤独を感じた時

➄自分の未熟さを感じた時

➅怒られた時

➆相手に嫌な表情や態度をされた時

➇良く見せようと思っている時

➈相手が自分に好意を感じているかもと悟った時

⑩何かをまとめておきたいと、メモやブログを書きたいと思った時

 

心と体の安定、冷静、穏やかさを保つ為に、常に自分を戒め、謙虚でかつ積極的に、また好意的に接する事を意識していこう。

金メダルは目標ではなく結果

結果(目標)を求めて、計画を立て、行動し、一喜一憂する。長期のスパンなのか短期であるのか、多少の違いはあれ、これが、小さな頃から刷り込まれている物事の流れである。しかし、起きてもいない結果を求めると、起きた事との間に少なからずギャップが生じる。ならば、結果を求めず、生じた結果の中で生きていくのはどうだろう。より結果を受け止めやすく、心の安定は保たれやすくなるのではないか。今の世の中は複雑に見えて、やっている事は至極単純である。しかしながら如何にも色々な選択肢があるような気にさせる。多種多様なモデルが存在し常に情報を発信している。そのような情報(結果)に感化された人は、自分を同化させたい欲求が生じ、真似事が始まる。真似事は悪い事ではないが気を付けなければならないのは、真似事は自分で切り拓く人生を妨げる要因にもなるという事。起きた事を受け止め、自分は生きているんだと実感していく為には、この瞬間の自分の声(結果)を敏感に拾っていき、それに応えるカタチで行動していく事が必要ではないか。

惹かれる人間とは

ずばり、余裕を持った人間。心に余裕、時間に余裕、所作に余裕…。余計なもののないシンプルな姿となる。そうする事で、惑わされ心が乱れる事は少なくなる。人生を、余暇を、より、楽しめる事に繋がる。楽しむ事=笑顔になる事、ではない。心が安らぎ、本来の感覚がオープンになった状態で感じる瞬間の一つであると思う。そんな状態で何かを楽しめる人は、魅力的だ。

家を出るとは

家族や親戚に腹を割って話が出来ないのは、まさに執着や思い込みが関係している。親しい間柄は特に像が確立しやすいのだろう。昔はこうだった、ああだったという記憶があるないは、お互いの関係性を固定化させていく。家族から離れる事は、自分を確立させる為には必須条件なのかもしれない。

お金を持つ事の意味

結局のところお金があるって、自分の思考の出来事と現実の出来事をタイムラグなく過ごしやすくなるって事だよね。情報が溢れきっているこの世界で生きるって、思考が現実の遥か先を行くから、現実の出来事が全然追いつかずに、物凄い窮屈に感じてしまう。その中で心地よく生きるのって、トンデモナイ金持ちになるか、情報が遮断されている環境に行くか、自分の思考を変えるかしかない。

生命力=助けを乞う力

赤ちゃんがイキイキ見えるのは、人間本来の生命力が最大限に発揮されているからだ。人間本来の生命力とは、生き延びる力。人は元来より、協調、助け合い、生き延びてきた。現代においても同じく、衣食住、全てを一人で賄うのは困難である。そういった意味で生命力とは、他者に助けを乞う能力と言えよう。赤ちゃんはより高くより効率的にそれを発揮している。下手なプライドなく、純真でありのままの姿。生きる事に不必要な部分はより削ぎ落とされた姿。お腹が空いたら泣き、うんちが出たら泣く。満腹に見せる全てを忘れさせる笑顔、幸せを撒き散らすかのような寝顔。匂い、声、動き。生き抜く為に遺伝子に刷り込まれた、人を惹きつけ助けなければどうしようもなくなる程の魅力が、そこにはある。その姿の裏には、気持ちが良いほどの素直さと、獣のような貪欲さがある。意識的な行動を取るようになるにつれ、そういった素直さや貪欲さは抑え込まれていく。それも成長につれ新しく身につけた生き延びる為の知恵である。しかしながら、赤ちゃんに学ぶべき事は多い。頭が固い、プライドが高い、教えを乞う事が出来ない、うまく自分を出せない…。赤ちゃんに学ぶべきである。素直さや貪欲さが足りないのかもしれない。純粋な興味や欲求を素直にぶつけてみる事。素直な気持ちとは相手に向けたものではない。それは自分自身を信じる事に繋がる。全てを受け容れる必要はない。嫌な事は嫌と言い、好きな事を好きと言う、これが大切なのである。こうあるべき、こうした方が良いなど、実態のない理想やモデルがはびこっている世の中。自分自身を信じる事が出来るのならば、それは豊かで穏やかな心を保つ為に最も必要な事であろう。