30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

正直に生きる

世間体や偏った経験や思い込みから本来の自分、心の奥底にある気持ちを押し殺し、側からみれば理性的で大人っぽく立ち振る舞っている様に見えるが、実を言うともっと甘えたいし、構ってもらいたいし、注目されたくてしょうがない、なんて思っている人は多いと思う。以前の自分もそうだ。そういう人間は大体頭が固い。自分も固定概念に縛られ、同じ考えがグルグルグルグル回っていた頃があった。今まで歩んだ自分の人生。認めたくないが、否定もしたくない、そんな思いで人生を振り返りこれで良かったんだ、と思いたいのはすごくわかる。自分への慰めと、半ば諦めからくる思いであろう。それだけでは満足出来ず、他に頼るあてもなく、手軽に手を出せるギャンブル、酒、タバコに発散の矛先を向ける。純粋に酒が好き、ギャンブルが好き、というならば少なくとも心には何の悪影響もないだろう。そんな人は理想と現実のあまりのギャップに、偏屈で臆病になりがち。何をするにしても、嫌味たらしく、いさぎ悪い割に我慢弱い。すぐに周囲環境を変えられないとしても、自分の悩み、現状のどうしようもないもどかしさ、得体の知れない渦巻いている感情を伝えられるかどうかで、心は変わっていくはず。どんな状況であれ、自分の気持ちに正直に生きる人は清々しく気持ち良い。