30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

一生懸命

悩みがなくなるって、悩む体力がなくなったってことで、悩まなくてもいいくらい強くなったんだっていうのは、ちょっと違う気がするよね。歳をとって達観するって、そういう体力の衰えで余計なことを考えられなくなることを言うのかも。目の前のことに集中しろ!っていうか、目の前のことしか無理になったんだよね。年の功っていうのも人によりけりで。いつまでも子供のままだし、いつまでも自分の思考からは逃れられない。そもそも人って、有限だし儚いし弱い。根っからの悲しみが、人によっては笑いに、怒りに、さらなる悲しみとか、色んな感情に変換されてそれが重なり合って、混ざり合って、複雑な感じを作り出してるけど。単純に悲しいんだよ、辛いんだよ。それを思い出させないように、幻想をみせるように世界は出来上がった。違和感や齟齬生じるのは当然なんだ。それでも、仕方ないって割り切れなくても、日々、進まなきゃならない。だから、どうしようもなく悲しくて虚しい。僕らは身を寄せ合いながら、尚、孤独を感じるほどにか弱い命だからこそ、懸命に生きなければならないんだ。