30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

客観的に謙虚に。

人の生存理由は間違いなく種を残すことだ。しかしこの世の中、そもそも仕事や趣味で自己実現しながら、結婚して、子供を育てて、家族も大事にして、なんて鼻からキャパオーバーであって。人と人との摩擦によるストレスで次第に疲弊し、思考能力やストレス耐性が下がっていく。人は単独では生きていく可能性が低く群れを作るが、それもノーリスクとはいかないのだ。伴侶への愚痴、仕事への不満、子供への愛情と嫌悪、親戚との関わり…。うまくやれるという無意味な自信を尽く打ち崩す。自分は特別だ、自分だけは生きながらえるといった、唯一無二の自分像を持つ人の本質がそういった妄想を作り出し、自分に酔いしれ、ことを見誤る。そうなるのも致し方ない面もある。自分以外の感覚や思考を完全に理解することは出来ないのだから、自分がまず生き抜くことを考えるほかない。しかしながら、それらのストレスは本来受けるはずのない人にも飛び火、撒き散らかされる現実がある。ストレスの種火をもつ張本人は、そのことに気づいていないことが問題だ。もっと自分を客観的にみ、謙虚に過ごすことの重要性を知るべきだ。周りに感謝の弁を述べろとまでは言わない。そういった気持ちを少しでも心の中に留めて置いて欲しい。