波って
同じようにみえて同じものなんてなくて
移ろい彷徨って前に行ったり後ろに行ったり
でもいつかは岸に辿り着いて
なんとか波としての役割を果たす
水をかき回して
魚や潮を導いて
いろんなものを運んでいく
人の気持ちも波みたい
そうだとしたら
今、感じている思いも
ずっと続いていくわけじゃなくて
良いことも悪いこともどうでも良いことも
やがてどこかに辿り着く為に
必要なことなのかな
納得できるかわからないけど
それでも生きてるって
少しでも実感できて
ほんのちょっとで良いから
笑えて、泣いて
心が何かを感じているのを
見逃さないようにして
そうやって生きて
生きていくんだ、きっと