30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

不安悩み不満は生き物の証

悩みや不安、不満を抱えている人は、自分中心で物事を捉え考えがちだ。普段から基準や普通は自分自身で、それ以外は外れた存在と認識する癖がついている。至極当然な現象であるし、自分に興味があることはとても良いことだ。でも独りよがりになり過ぎることは気をつけたい。自分にのめり込みすぎて、思考迷路にハマりやすくなる。時には自分という存在を忘れたら気楽に過ごせるかもしれない。自分に興味のない人は、殆どといっていいほど不安や悩みはないし、時に恐れすら感じない曲者も居るくらいだ。大抵の生き物は常にストレスに晒され、危機感を感じながら過ごす。いうなれば、生き物の新たな方向性、進化ともいえようか。

長く生きれば吉ということも今は昔。より良く生きる、などと貪欲な人生施策を打ち出し始めた人間。皆、膨大な情報をかき集め、その中から最善を探り当てる。その情報を支配する者、惑わされる者、圧倒される者、諦める者…様々な人間がそこから生まれる。常に効率、根拠や理屈を求める姿勢は悪いことでない。しかしそれで疲れ果て、肝心な生きることを疎かにしては元も子もない。逃げること、変化すること、挑戦すること…状況を打破する方法を幾つも兼ね備えている人は、いつも活き活き、生きているようである。