30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

指摘は成長のチャンス

ー指摘を素直に受け止められないー

その人が言ってることは、自分で考えても正しい、今よりもっと良くなる、ってわかるのに素直に受け入れることができない。

言われた人の人間性、言葉遣い、タイミング、その場の雰囲気、自分のプライド、余裕、いろいろな要因が関わっているんだろう。

人間、少なからず自分を認めて欲しい、という気持ちを持っているだろう。何か惹かれるもの、良い意味でも悪い意味でも注目される人に対してはなおのことである。自分の株をあげたいのだ。その人に一目置かれたい、認められたい、見返したい、そんな気持ちが素直に受け止めることを妨げているような気がする。その人を人間的に拒んでいても、である。

唯一の解決、和解方法としては、自分の考え方、受け止め方を変えていくこと。

認められたい人に自分はだめだと思われること、人格を否定されたと思い落胆してしまうことは、かなりのダメージである。なぜダメージが大きくなるか。指摘されたことが飛躍して、自分の生き方まで否定されたように思ってしまうからである。自分の存在を否定されたようで、喪失感、絶望感に苛まれるのである。物凄い苦痛である。しかし、それは違う(違うと思いたい…そう思い込む!)。自分の行動、物の考え方を軌道修正しているだけであって、人格、生き方まで否定し修正しようとしている訳ではないことを理解しなければいけない。あくまで、仕事上であったり、その場で必要であるから。全てをコントロールされるのではないか、という恐怖から自己防衛として聞く耳を持たない、という行動に陥るのは一時的な策としては有効かもしれないが、長い目で見ればもったいない気がする。