ー隠蔽癖は成長を止めるー
人間である以上、必ず失敗をする。失敗をして、そこから何かを感じ、技術知識経験を得、次に活かす。これが生物の進化プロセスであり、遺伝子レベルで刷り込まれている。
同じ失敗を繰り返す人間は、そうでない人間と何が違うか。失敗を率直に受け止めることができていない場合、再び同じ失敗をすることが多いようである。人的特徴を挙げると、エゴ(自意識)が強い、隠蔽癖がある、周囲に対して不安や不信感が強い、他人の評価を気にする、飽きっぽい、余裕がない、考えが捻くれている、失敗を失敗と認識できない程に知能が低い等がある。
失敗を受け止められない場合、そこで思考はストップしてしまう。対応策は浮かばず、その場を凌ぐことや不本意なことへの怒りなどで頭がいっぱいで、冷静さを保つことは難しい。
まずは、人間はちっぽけだと理解すること。そして、自分の存在を自分自身で認めること。そうすれば、今より謙虚に素直になれるような気がする。
