30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

何故苦しむのか

人はどうして苦しむのか。生きる意味を見出そうとするのか。苦しみから脱却する術はあるのか。幸せとは何なのか。幸せが本当の喜びなのか。人の死とは何なのか。死を遠ざけたい気持ちはどうしようもないのか。生は死へのモラトリアムに過ぎないのか。自分の生きた歩みを遺したいと思うのはどこからくるのか。そもそも自分とは何で、なんの為に在るのか。明確な答えがあるはずもない。人は人から創り出されたわけではないから。人が思いつくことで、万人が納得のいく答えなどある筈もない。あるのならそれは真ではない。答えはわからないが、心を納得させることはできるのではないか。あらゆる説法があり、そこに自分なりの答えらしきもの、合点のいくものがある場合もあろう。無理くり自分をそこへ収めようとしている者もあろう。いずれにせよ、その人の心は安らぎを得るはずだ。苦しむことを受け入れることで、苦しみが安らぎへと変容し得る。納得するとは、物事を自分の中へ消化させること。自分と同化させることだ。物事を敵や味方と選り好みしていては、結果として体には毒になる。しかしどう納得させるか、ということだ。純粋に道理を心得た場合は少ないだろう。おおよそは、諦めや恐れからくる受動的納得である。