30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

夢と現実

今起きていることが本当に現実だと言えるだろうか。それはただの思い込みで、この現実も夢の中だ、ということはあり得る。

何が本当で何が虚栄なのか、それは誰にもわからない。だから、人は迷っていく。そして、ゴールの見えない迷路をいく。そこにゴールがあるのか、今自分がどこにいるのか、ゴールに近づいているのかさえわからない。

ただあるのは自分の意思だ。

立ち止まるも、来た道を引き返すも、再び歩き出すのも、自分の意思だ。自分が決めたことでしか、自分で信じられるものはないのだ。そうでなけば、この世界は虚となり何もないのと同じことになる。自分が信じられないということは、世界を信じられないということ。つまりそこには何もなくなる。そうやって人は迷路を彷徨いながら、いかに自分を信じて歩き続けられるか、を試されているのかもしれない。自分を信じることで初めて自分以外の他者を信じることができる。人生はいかに自分の意思を持ちながらそれを信じていられるかなのかもしれない。