30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

情報社会=目立つものへの注目=気力をなくしていく人

女はモテてる男を無意識に好きになるという。人間は集団の中で、より目立つ方へ流される生き物らしい。仕事や趣味、勉強、雑学、海外事情、ありとあらゆることが瞬間的に手に取るようにわかる現代。選択肢がありすぎて困惑する人間も多い。あれもこれもと考えるうち、必要ない思考力ばかり成長し、時にそれは行動を妨げる。まさに今、その境遇にある。やりたいことが無い、のではなく、何もしないことを選んだ、とも言えるが。何故だか、全てへの興味が削がれていく。何をやってもしっくりこず、すぐ飽きてしまう。自分なりゴールを設定して…自分が納得いくまで…とか。完璧主義者?で、どこまでいっても何をやっても満足できない人は、どうすればいいのだろうか。また、得た情報は単なる模倣、一つのモデルに過ぎない。他人の人生や価値観を疑似体験しているに過ぎないのだ。迷えば迷うほどにドツボにはまっていく。自分という曖昧で空っぽの存在をぼーっと眺めるだけになってしまう。そうやって、今日も何もせず過ごす人は多いはずである。どうしてものか。