30歳の苦悩と微かな光

頭の中を整理する為のブログ

お金という奇妙な生き物

お金ほど奇妙な生き物はいない。その価値も使う人間や状況により激しく変動し得るし、捻出方法も千差万別。労働量=金量ではないということも受け入れがたい。必要量も違うし、猫に小判な感じで価値を見出すかどうかもその人の考え方価値観により変わってくる。社会の均一な価格設定がそもそもおかしい。国毎に通貨を統一するのだって、言うなればその地域、世帯毎に収入は違うし、家庭環境も異なる。それなのに、統一すること自体が無理がある。100円だって、ある人にとっては200円だし、5円だし、100万円かもしれない。集団を同じ括りで考えること自体おかしい。

それと、お金のためっていう動機付けは、ある意味正解と言えるし、無意味とも言える。金が無くてもある程度の不満欲求の解消はできる。高級だからってそれが自分の感覚に合っていなければ、その人にとって、無価値となり得る。お金を使うことに何らかの意味を見出すのであれば、お金を使った後に対価としてその価値以上の働きや感動をさせられるか、どうかである。少なくともその想像ができない対象にお金を支払う価値はないし、お金に意味を持たせることはないだろう。